カテゴリ:購入に関する情報 / 投稿日付:2023/09/03 15:12
みなさんこんにちは。本当はラッパーかお笑い芸人になりたい事務員Mです。本当です。
今回のテーマは「デスク周りの家具のサイズ」です。
ショッピングに行って服を購入する際、デザインやサイズが自分に合うかを確かめるために試着する方は多くいらっしゃると思います。ちなみに私は試着して「お似合いです~」なんて言われてまんまと買うタイプです。経済回してます。
家具も服と同じで、自分に合うサイズ感のものを探すことをおすすめします。家具を購入するとき、奥行きと幅のサイズだけ重視していませんか?それってつまり、「部屋に合うか」を判断している状況なんです。もちろん、家具はお部屋の重要な構成要素なのだから、間取りにあったサイズを選ぶのは大前提。でも、その家具を実際に使っていくのはあなたの体。その体にあったサイズじゃないと、肩や腰の負担にもなりかねません。
そこで、イスとデスクのちょうどいい高さを導く計算方法をご紹介します。
【①差尺の計算】
まず重要になるのが「差尺(さじゃく)」。差尺とは、机の板とイスの座面の高さの差です。この差尺が大きすぎたり小さすぎたりすると、腰を痛めたり肩こりを悪化させる原因になります。整体通いまったなし。では、ちょうどいい差尺は何cmなのでしょうか?
今や学校で測定しないらしい「座高」。これが意外と役に立ちます。
座高は【身長×0.55】の計算でわかります。
私(158cm)の場合は、【158×0.55=86.9】が座高です。
この座高を3で割った数が、ちょうどいい差尺になります。
私の場合、先ほど算出された数を使って【86.9÷3=28.96666…】…約29cmということにしましょう。
【②時と場合の差尺】
ここで安心していてはダメです。身長158cmの全人類のちょうどいい差尺が29cmってわけではありません。
ゴリゴリに筆記作業をする158cmもいれば、のんびり読書を楽しむ158cmもいるのです。
前者の場合は【29cm】をそのまま採用、後者の場合はそれにマイナス2~3cmした【26~27cm】になります。
【③座面の高さ】
ちょうどいい差尺が分かったら、ちょうどいい座面の高さも知っておきましょう。薄暗いバーのカウンターにあるような、足がぶらんぶらんしちゃうイスでは作業に集中できません。「あちらのお客様からです」なんて言ってられない。
あなたにとってちょうどいい座面の高さは、【身長÷4】でおおよそわかります。
私(158cm)の場合は、【158÷4=39.5】になります。
【➃机の高さ】
ここまでくれば後は簡単!①と②で算出された差尺と、③で算出された座面の高さをあわせれば、ちょうどいい机の高さがわかります。
イスとデスクを比べると、より大きいデスクの方についつい注目しがちですよね。面積の大きい方がお部屋の雰囲気を左右するからと、デスクから選んでしまうその気持ち、とってもよくわかります。でも、体により負担のない環境を作っていくためには、実はイスの高さから考えていく方が良かったりするんです。
引越しや模様替えの予定がある方、ぜひ参考にしてみてください。